第21回 ヤブツバキ展

日本の在来の野生種であるヤブツバキは、昔から人の生活と縁の深い木で、幹は堅くて建材に用いられたほか、種子からは食用、薬用などで貴重な椿油が採れました。常緑の照葉樹でもあり、早春に美しい赤い花を咲かせることもあってか、信仰の対象にもなったようです。花弁が5枚あるのが特徴で、ヤブツバキを園芸用に品種改良したのがいわゆる椿です。

全村森林公園「百彩の森づくり」の村・宮崎県諸塚村の山々には、諸塚村が古くから神山であったことや、森と共生してきた歴史もあって、種類豊富な多くのヤブツバキがあります。今年もその椿を「しいたけの館21」に集めました。ちょっと風情のある春の訪れを感じてみませんか。

また、会場で「緑の羽募金」にご協力いただいた方へ、展示している苗や種子を配付しています。募金後はご自由にお持ちください。皆様のご来場をお待ちしています。

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◆開催日程　2024年2月25日（日）～3月31日（日）
◆休館日　　毎週水曜（祝日の場合は木曜）
◆開催時間　10：00～17：00
◆開催場所　しいたけの館21