突然ですが、「宮崎の宝」という言葉を聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?
これらはほんの一例ですが、改めて考えてみると、様々な資源や素材、技術や製品、観光の魅力など、思い当たる「宮崎の宝」は、きっとたくさんあるはずです。
そんな「宮崎の宝」を今一度見つめ直そうという思いを込めて「ディスカバー宮崎」を地産地消の合言葉として活用してきましたが、このたび、地元の宮崎を愛することが地産地消につながるという思いが込められた「ジモ・ミヤ・ラブ」という合言葉にバトンタッチしました!
本県の経済の現状
県全体で見ると、県内のものを県外に売って得た収入より、県外のものを買った支出の方が、3,528億円も多い(赤字)状態です。
このような経済構造に加え、新型コロナによる県内需要の低迷や消費活動の停滞などにより、大変厳しい経済状況が続いているのが、本県経済の実態です。
県民が、県内で生み出された商品やサービスを消費することは、巡り巡って県民自身の雇用や所得につながるとともに、地域を守ることにつながっています。
このようなことから、県際収支の部分でお示しした県外に流れているお金を少しでも県内で回し、資金や価値が県内を回る流れが強化されれば、地域経済の好循環が図られ、県民の暮らしや地域経済がより豊かなものになると考えられます。
そのため、厳しい経済状況が続く、まさに今、
という流れで、これまでの農林水産物だけでなく、県産品、県産材、工業製品、建設資材、それに公共交通機関や県内観光等々、幅広い分野における地産地消を推進し、オール宮崎でみやざきを元気にしていくことが求められています。
といった声が聞こえてきそうですが、決して難しく考える必要はありません。まずは「県内産であること」や「県とゆかりがあること」などをお買い物の際の選択基準の一つに加え、より強く「地元」を意識し、行動することが大事なのです。
本県の様々な魅力を1人ひとりが気づき、発見すること。食べ物だけではない、日常生活のいろいろな場面において、「地産地消」を意識すること。そしてみやざきの良さを積極的に発信していくこと。出来ることからひとつずつ、あなたもアクションしてみませんか?